火夫(読み)カフ

デジタル大辞泉 「火夫」の意味・読み・例文・類語

か‐ふ〔クワ‐〕【火夫】

ボイラーなどの火をたく人。かまたき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「火夫」の意味・読み・例文・類語

か‐ふクヮ‥【火夫】

  1. 〘 名詞 〙 工場船舶蒸気機関車などのボイラーの火をたく者。火手(かしゅ)。かまたき。ボイラーマン。〔五国対照兵語字書(1881)〕
    1. [初出の実例]「そして火夫(クヮフ)運転手乗客(じょうかく)も皆な身を乗出して」(出典窮死(1907)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android