火打ち袋(読み)ヒウチブクロ

デジタル大辞泉 「火打ち袋」の意味・読み・例文・類語

ひうち‐ぶくろ【火打ち袋】

火打ち道具を入れて携帯する袋。旅行軍陣などに携行した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「火打ち袋」の意味・読み・例文・類語

ひうち‐ぶくろ【火打袋・燧袋】

  1. 〘 名詞 〙 火打道具を入れて携帯する小さな袋。軍陣や旅行などに携行した。
    1. 火打袋〈本朝軍器考集古図説〉
      火打袋〈本朝軍器考集古図説〉
    2. [初出の実例]「燧(ひうち)付茸(つけだけ)硫黄など用意して、燧袋(ヒウチブクロ)にしつらひ入れ」(出典源平盛衰記(14C前)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android