火葬寺跡(読み)かそうでらあと

日本歴史地名大系 「火葬寺跡」の解説

火葬寺跡
かそうでらあと

[現在地名]荒川区南千住五丁目

寛文七年(一六六七)日光道中と下谷したや通の合流点南方に設置された火葬のための場所。桐ヶ谷きりがや(現品川区)、渋谷、炮録ほうろく新田(現江東区)などと並ぶ代表的な火葬場の一で、小塚原こつかつぱらの火葬場は広さ一町四方ほど、周囲には堀が巡らされ、東西に通路が貫き、通路の北側に八ヵ寺、南側に一〇ヵ寺の火葬寺が並んでいた(「小塚原村絵図」荒川区教育委員会蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android