灯台笹遺跡(読み)とだしのいせき

日本歴史地名大系 「灯台笹遺跡」の解説

灯台笹遺跡
とだしのいせき

[現在地名]辰口町灯台笹

灯台笹集落背後の洪積台地上(標高一一〇メートル)に位置する旧石器時代遺跡。昭和四三年(一九六八)県営開拓パイロット事業に伴い調査され、県内最初の旧石器遺跡発掘ケースとなった。出土した石器にはナイフ形石器掻器・チョッピングトゥール(両刃礫器)チョッパー(片刃礫器)・ポイント(槍先形尖頭器)および剥片類があり、ナイフ形石器には黒曜石製品を含む。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android