炙餠(読み)あぶりもち

精選版 日本国語大辞典 「炙餠」の意味・読み・例文・類語

あぶり‐もち【炙餠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 火であぶった餠。焼き餠。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 京都市北区紫野の今宮神社境内の茶店で売っている名物の餠。神事に用いた青竹を割ったくしの先に、指頭大の白餠をつけてあぶり、溶いた白みそを塗ったもの。この餠を食べると病気にかからないという。勝の餠。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む