白みそ(読み)しろみそ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「白みそ」の意味・わかりやすい解説

白みそ
しろみそ

見かけの色が白いみそ総称。赤みそに対してつけられた名前。米麹(こめこうじ)を多く使った米みそで、黄白色でつやがある。米麹が多いので甘味があり、甘みそに分類される。また香りもよい。塩分を6~7%と少なくし、醸造期間を短くしてつくる。そのため貯蔵性が低い。京風白みそ、四国の讃岐(さぬき)みそ、広島の府中(ふちゅう)みそなど西日本が主産地。白みそ仕立ての雑煮白身魚みそ漬け焼き物、和(あ)え物など関西で広く用いられている。

河野友美・山口米子]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む