炭焼小五郎(読み)すみやき こごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「炭焼小五郎」の解説

炭焼小五郎 すみやき-こごろう

長者伝説主人公
まずしい炭焼きが京都からきた姫との結婚によって黄金を発見し長者になる。大分県大野郡,海部(あまべ)郡がこの伝説中心地であるが,類話は「炭焼き長者伝説」として全国に分布する。名を藤太と称することもある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の炭焼小五郎の言及

【三重[町]】より

…近年,芦刈地区に工業団地が造成され,電子部品やコンクリートなどの工場が進出している。蓮城寺(内山寺,内山観音とも呼ぶ)は炭焼小五郎伝説にまつわる寺として知られている。伝説によれば,欽明天皇のとき,百済(くだら)から僧蓮城を招来し,真名野(まなの)長者となった炭焼小五郎が建立したという。…

※「炭焼小五郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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