点描法(読み)てんびょうほう(その他表記)Pointillism; Divisionism

精選版 日本国語大辞典 「点描法」の意味・読み・例文・類語

てんびょう‐ほうテンベウハフ【点描法】

  1. 〘 名詞 〙 点あるいは点に近い短い筆触で描く、絵画の一技法。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「点描法」の意味・わかりやすい解説

点描法
てんびょうほう
Pointillism; Divisionism

線描によらず点もしくはこれに似た短い筆触で描く絵画技法の一つ。古くは米法山水画(→米法山水)にその例がみられるが,19世紀フランスのジョルジュ・スーラやポール・シニャック新印象主義派(→新印象主義)による点描法が特に知られる。スーラ作『グランド・ジャット島の日曜日午後』(1884~86,シカゴ美術館)はその著名な作例

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android