コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

米法山水 べいほうさんすい Mi-fa shan-shui

4件 の用語解説(米法山水の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

米法山水
べいほうさんすい
Mi-fa shan-shui

中国,北宋の文人画家米 芾 (べいふつ) ,米友仁父子が創始した山水画法。董源 (とうげん) の画法から学んだと伝えられる。筆線を隠し,筆を横に倒して点をいくつも重ねて樹木,岩山を表現する画法で,湿潤な江南の山水の趣を表現するのに適した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

べいほう‐さんすい〔ベイハフ‐〕【米法山水】

米点(べいてん)を用いて描かれた山水画。米点山水

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

米法山水【べいほうさんすい】

北宋の米【ふつ】(べいふつ)が創始した山水画の画法。輪郭の筆線を用いず,山の大体の形や木の枝幹を墨の暈(かさ)でつくり,その上に米点と呼ぶ平たく丸みのある墨の点を重ねて描き上げるもの。
→関連項目方従義

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

べいほうさんすい【米法山水 Mǐ fǎ shān shuǐ】

中国の絵画様式の一つ。米家山水ともいう。北宋末の米芾(べいふつ)とその子米友仁の画風を継承した山水画で,ていねいな輪郭線は使わず,粗放な筆致や墨の面的な広がりの効果を積極的に用いて,雲煙につつまれた山水を描くものである。元代では高克恭がこれをよく描き,さらに明代,南宗画にとりこまれ,米点,無根樹などと呼ばれる形式化した表現が生まれるようになって流布し,日本の文人画にも影響例を多くみることができる。【戸田 禎佑】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

米法山水の関連キーワード枯山水漢画山水長巻漢画派唐画勧戒画関仝セヴラック:セルダーニャ-5つの絵画的練習曲/piano solo関家山水米家山水

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone