為損ずる(読み)しそんずる

精選版 日本国語大辞典 「為損ずる」の意味・読み・例文・類語

し‐そん・ずる【為損・仕損】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]しそん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙しそこなう(為損)
    1. [初出の実例]「今生はしそんじつ。後生菩提の為にとて、御指のさきより血をあやし、三年が間に五部大乗経を御自筆にあそばされたりけるを」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)下)
    2. 「何事をなすにも仕損(シソン)ずる事の出来るは大かたみないそぎあはててなすよりの事ならずや」(出典仮名草子智恵鑑(1660)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む