烏の行水(読み)カラスノギョウズイ

デジタル大辞泉 「烏の行水」の意味・読み・例文・類語

からす行水ぎょうずい

入浴時間が短いことのたとえ

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精選版 日本国語大辞典 「烏の行水」の意味・読み・例文・類語

からす【烏】 の 行水(ぎょうずい)

  1. 風呂に入って、ゆっくり洗うこともしないで、すぐに出てしまうことのたとえ。烏浴び。
    1. [初出の実例]「わっさりと目出たい事を咄ましょ、サア御出と烏(カラス)行水(キャウズイ)つれ立て上り」(出典談義本銭湯新話(1754)一)

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ことわざを知る辞典 「烏の行水」の解説

烏の行水

風呂に入って、ゆっくり体を洗わず、すぐ出てしまうことのたとえ。

[使用例] ずいぶん早風呂だからだよ。烏の行水だっておまえたちのようには早くないよ[井上ひさし*あくる朝の蝉|1973]

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