烏塁城(読み)ウルイジョウ

デジタル大辞泉 「烏塁城」の意味・読み・例文・類語

うるい‐じょう〔‐ジヤウ〕【烏塁城】

中国代に、現在の新疆しんきょうウイグル自治区東方チャディールにあった城。前59年から西域都護府が置かれた。

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精選版 日本国語大辞典 「烏塁城」の意味・読み・例文・類語

うるい‐じょう‥ジャウ【烏塁城】

  1. 中国漢代、新疆ウイグル自治区庫車(クチャ)の東方、策特爾(チャディール)にあった都城。前五九年から西域都護府が置かれた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「烏塁城」の意味・わかりやすい解説

烏塁城
うるいじょう
Wu-lei cheng

天山山脈の中部南麓,現在の中国シンチヤン (新疆) ウイグル (維吾爾) 自治区のチャーディルの中国名。漢の西域都護の駐在地であった。

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