西域都護府(読み)セイイキトゴフ

デジタル大辞泉 「西域都護府」の意味・読み・例文・類語

せいいき‐とごふ〔セイヰキ‐〕【西域都護府】

中国代に、西域経営のために設置された官府。前60年、前漢宣帝烏塁うるいに設置、西域諸国の統治ほか屯田の経営、交易保護などに任じた。107年廃止。

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精選版 日本国語大辞典 「西域都護府」の意味・読み・例文・類語

せいいき‐とごふセイヰキ‥【西域都護府】

  1. 中国の漢代に西域経営のために置いた官府。長官都護といい、紀元前六〇年、宣帝の時に烏塁城(現在の新疆ウイグル自治区中西部のクチャ東方のチャディール)に設置されたのがはじまり。一〇七年廃止。

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