烏帽子首(読み)えぼしくび

精選版 日本国語大辞典 「烏帽子首」の意味・読み・例文・類語

えぼし‐くび【烏帽子首】

〘名〙
烏帽子をつけた身分のある武士の首。戦場ではこの首を取れば戦功第一であった。
浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)上「祐経がゑぼし首定紋にして見せん」
烏帽子魚、すなわち、カツオの首。
※雑俳・柳多留‐三一(1805)「ゑほし首はねるとからし買ひに遣り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android