精選版 日本国語大辞典 「無人の境」の意味・読み・例文・類語
むじん【無人】 の 境(きょう)
- 人が住んでいない所。無人境(むじんきょう・むにんきょう)。むにんのきょう。
- [初出の実例]「常に無人の境を行くが如くで、何者も眼中になかった先生」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の人生観)
むにん【無人】 の 境(きょう・さかい)
- =むじん(無人)の境
- [初出の実例]「無人の境に到れば、則ち得意極て而して其の羽翼を伸べ、飽まで耶の愚漢に誇こる」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三)