無人走行実験

共同通信ニュース用語解説 「無人走行実験」の解説

無人走行実験

車両は遠隔監視でシステム制御し、無線通信の応答時間が想定時間を超えた場合は安全に自動停車できる構造にする。位置情報は衛星利用測位システム(GPS)で取得し、カメラやセンサー信号対向車交差点の人の動きを把握しながら走行。車両正面や側面背面周囲から実験中と分かる表示をする。遠隔監視の担当者は運転免許保有者とし、映像や音声モニターなどを通じて通常の運転者と同程度に車両の周囲の状況が把握できる仕組みが必要。ブレーキ操作も可能とする。事故や故障など緊急時に対応するため実験コースの交差点に人を配置するなど、急行できる態勢も整備しなければならない。

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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

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