無心宗(読み)むしんしゅう

精選版 日本国語大辞典 「無心宗」の意味・読み・例文・類語

むしん‐しゅう【無心宗・無心衆】

  1. 〘 名詞 〙 平安・鎌倉時代宮中行事で滑稽なしぐさを旨とする人々の集まり。特に和歌・連歌で、そのような作風を得意とする人々の集まり。
    1. [初出の実例]「円融院歟一条院歟御時、於失雀院有心衆無心衆相分て無心党競馬装束して馬場に打出たりければ」(出典富家語(1151‐61))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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