無漏地(読み)むろじ

精選版 日本国語大辞典 「無漏地」の意味・読み・例文・類語

むろ‐じ‥ぢ【無漏地・無漏路】

  1. 〘 名詞 〙 仏語無漏境界煩悩に汚されない清浄の境界。⇔有漏地(うろじ)
    1. [初出の実例]「皆出有為界。令無漏地」(出典本朝文粋(1060頃)一三・発願文〈兼明親王〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android