無相業(読み)むそうごう

精選版 日本国語大辞典 「無相業」の意味・読み・例文・類語

むそう‐ごうムサウゴフ【無相業】

  1. 〘 名詞 〙 仏語阿彌陀仏称念しても、その仏も浄土も実は畢竟空(ひっきょうくう)であると悟ること。⇔有相業
    1. [初出の実例]「無相業。謂雖念仏求浄土、而観身土即畢竟空、如幻如夢、即躰而空、雖空而有、非有非上レ無、通達此無二、真入第一義、是名無相業、是最上三昧」(出典往生要集(984‐985)大文一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む