精選版 日本国語大辞典 「無算講」の意味・読み・例文・類語 むさん‐こ【無算講・無三向】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「むさんこう」の変化した語。成算無くして事をなす意 ) やたらに事を行なうさま。やみくもにするさま。無理やりするさま。〔譬喩尽(1786)〕[初出の実例]「毒じゃあろがひとつも構はず、むさんこにくふさかい」(出典:滑稽本・大師めぐり(1812)上) むさん‐こう【無算講・無三向カウ】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 =むさんこ(無算講)[初出の実例]「お茶屋へ行きながら姫買せずと、散財だけして無三向(ムサンコウ)に粋がって銭を取られる奴は」(出典:咄本・臍の宿替(1812)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例