無象(読み)むぞう

精選版 日本国語大辞典 「無象」の意味・読み・例文・類語

む‐ぞう‥ザウ【無象】

  1. 〘 名詞 〙 種々雑多のつまらない人や物。多く、「有象無象(うぞうむぞう)」の形で用いる。
    1. [初出の実例]「うぞうが出るとむぞう来る下女が部や」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「無象」の読み・字形・画数・意味

【無象】むしよう(しやう)

形のないもの。明・高啓〔青丘子の歌〕詩 冥たる極に、心兵をばしめ 坐(そぞ)ろに無象をして、聲を作(な)さしむ

字通「無」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む