無道徳主義(読み)むどうとくしゅぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無道徳主義」の意味・わかりやすい解説

無道徳主義
むどうとくしゅぎ

(1) amoralism 道徳とは単なる個人的信念にすぎず,客観的,普遍的基礎をもつものではないとする立場。事実についての判断のみを認め,価値判断は認めない。 (2) immoralism 既成道徳,特にキリスト教的道徳のよって立つ根本原理を否定し,まったく新しい道徳原理,ときには既成のものとまったく相反する原理によって,新しい倫理をつくり上げねばならないとしたニーチェの倫理的立場をいう。

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