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無電極放電 ムデンキョクホウデン

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デジタル大辞泉の解説

むでんきょく‐ほうでん〔‐ハウデン〕【無電極放電】

内部に電極をもたない放電管に、外部から交流電圧をかけた際に生じる放電。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

無電極放電
むでんきょくほうでん

気体中の放電の一形式。放電管の外周または内部に配置したコイル交流電流を流すと電磁誘導により誘導電界を発生する。この電界(電場)によりおきる放電を無電極放電という。無極放電ともいう。
 環状の低圧水銀ランプの放電路の周囲にコイルを巻き、そのコイルに数十キロヘルツ(kHz)~数メガヘルツ(MHz)の交流電流を流すタイプの蛍光ランプが実用化されている。放電管を二重管にし、内部の管内にコイルを配置した電球形状の低圧水銀蛍光ランプも実用化されている。実用化されているランプでは効率をよくするため電流は周回軌道を流れ、終点をもたない構造になっている。無電極放電による蛍光ランプは電極がないため、きわめて長い寿命が得られる特徴がある。また無電極放電により微量物質を発光させ、そのスペクトルを測定することにより微量元素を半定量測定(おおよその測定)する装置も実用化されている。以前はこの目的には炭素電極のアーク放電が使われていた。[東 忠利]

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