精選版 日本国語大辞典 「然あれ」の意味・読み・例文・類語 さ【然】 あれ ( 「あれ」は已然形。接続詞のように用いる ) 先行の事柄を一応肯定的に受けながら、それに反対、対立の事柄を述べるときに用いる。そうではあるが。その通りだが。ままよ。[初出の実例]「かくさまざまにねたき答をせられぬる事を、いかでしてしがなといへば、女ども、さあれ、今はなおもほしそ」(出典:落窪物語(10C後)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例