然で無い(読み)ソデナイ

デジタル大辞泉 「然で無い」の意味・読み・例文・類語

そ‐で‐な・い【然で無い】

[形][文]そでな・し[ク]
いけない。悪い。また、そっけない。
「余り憎いな、―・い為方だ」〈紅葉金色夜叉
そうではない。違う。
「安い物を高う売り、―・い物を、そぢゃと言うて売るを」〈虎明狂・末広がり

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精選版 日本国語大辞典 「然で無い」の意味・読み・例文・類語

そ‐で‐な・い【然無】

  1. [ 1 ] 〘 連語 〙
    [ 文語形 ]そでな・し 〘 連語 〙 さようでない。違う。
    1. [初出の実例]「我を父の老泉に似たと云はるるは、そでないことぞ」(出典:四河入海(17C前)五)
  2. [ 2 ] 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]そでな・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( [ 一 ]の一語化したもの )
    1. 然るべきでない。いけない。悪い。不都合である。そでもない。
      1. [初出の実例]「ネンライ ヒゴロノ フルマイガ sodenacatta(ソデナカッタ) ニヨッテ イノレドモ カナワズ」(出典:天草本平家(1592)三)
      2. 「やすひ物をたかううり、そでなひ物をそじゃといふてたらいてうるを」(出典:虎明本狂言・張蛸(室町末‐近世初))
    2. そっけない。すげない。つれない。薄情である。
      1. [初出の実例]「今更袖(ソデ)なき挨拶振りも出来ざれば」(出典:人情本・恩愛二葉草(1834)初)

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