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然らば サラバ

デジタル大辞泉の解説

さら‐ば【然らば】

[接]
それならば。それでは。「求めよ、然らば与えられん」
「―、この折の後見なかめるを、添臥(そひぶし)にも」〈・桐壺〉
(あとに打消しの語を伴って)それだからといって。しかし。
「法皇―しかるべき武士には仰せで」〈平家・八〉
[感]別れのあいさつに用いる語。さようなら。「いざ然らば」「然らば友よ」→おさらば

しから‐ば【然らば】

[接]そうであるならば。それならば。「計画は失敗か。然らば次なる方策を考えよう」
[感]さようなら。さらば。
「『や、―』『はい、さやうなら』」〈滑・浮世風呂・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

さらば【然らば】

〔動詞「然り」の未然形に助詞「ば」が付いたもの〕
( 接続 )
それならば。それでは。 「 -これまでと観念する」 「 -ゆるしてよとて、ゆるされにけり/宇治拾遺 4
(下に打ち消しの語を伴って)それなのに。ところが。 「法師どもに具しておはしけるが、-急ぎも歩み給はで/平家 8
( 感 )
人と別れる時の挨拶あいさつの言葉。さようなら。 「いまこそわかれめ、いざ-」 → おさらば

しからば【然らば】

( 接続 )
前述の事柄を仮定した場合に生ずる事柄を後述する。多く文章に使う。もしそうならば。それなら。 「スポーツは単なる闘争ではない。-、その目的は何か」
前述の事柄を理由として、その結果もたらされる事柄を後述する。そうであるから。それだから。 「我、今この大海を飲みつくすべし。-、一いちに大海に流れ入る所の河を、ことごとく堰きとめ給へ/仮名草子・伊曽保物語」
( 感 )
別れの挨拶に用いる語。さようなら。 「 -御免」 「『や、-』『はい、さやうなら』/滑稽本・浮世風呂 4

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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