然らば(読み)サラバ

デジタル大辞泉 「然らば」の意味・読み・例文・類語

さら‐ば【然らば】

[接]
それならば。それでは。「求めよ、然らば与えられん」
「―、この折の後見なかめるを、添臥そひぶしにも」〈桐壺
(あとに打消しの語を伴って)それだからといって。しかし。
法皇―しかるべき武士には仰せで」〈平家・八〉
[感]別れのあいさつに用いる語。さようなら。「いざ然らば」「然らば友よ」→おさらば

しから‐ば【然らば】

[接]そうであるならば。それならば。「計画失敗か。然らば次なる方策を考えよう」
[感]さようなら。さらば。
「『や、―』『はい、さやうなら』」〈滑・浮世風呂・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む