焼塩屋権兵衛(読み)やきしおや ごんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「焼塩屋権兵衛」の解説

焼塩屋権兵衛 やきしおや-ごんべえ

?-? 織豊-江戸時代前期の土器(かわらけ)師。
はじめ瓦工で,文禄(ぶんろく)2年(1593)伏見城御用となる。慶長のころ深草山の瓦町(かわらまち)にうつり,焼き塩,土細工をあきなった。2代目から朝廷,公家(くげ)の儀式用土器細工の調達をした。製品は伏見焼ともよばれる。播磨(はりま)(兵庫県)出身。姓は奥田(平田)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android