煉金(読み)れんきん

精選版 日本国語大辞典 「煉金」の意味・読み・例文・類語

れん‐きん【煉金・錬金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 煉金 ) 鉱石を溶かして金を精製すること。また、その金。
    1. [初出の実例]「練金四百五十両」(出典:大安寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747))
  3. 卑金属をねり鍛えて金を製造すること。実際には不可能である。比喩的にも用いる。
    1. [初出の実例]「表現を錬金する白々しさに堪えられず」(出典:夢の中での日常(1948)〈島尾敏雄〉)
    2. [その他の文献]〔謝偃‐影賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む