煌らか(読み)キララカ

デジタル大辞泉 「煌らか」の意味・読み・例文・類語

きら‐らか【×煌らか】

[形動][文][ナリ]きらきらと輝くさま。きらびやか。「陽光を浴びて煌らか川面

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「煌らか」の意味・読み・例文・類語

きら‐らか【煌らか】

〘形動〙 (「らか」は接尾語) 明るく、はでで、美しいさま。きらきらして美しいさま。きらびやか。きらやか。
※夜の寝覚(1045‐68頃)一「とし五十ばかり、きららかなるさましたれど、くろくふつつかに」
徒然草(1331頃)一〇「今めかしくきららかならねど、木だちものふりて」
[補注]主に、服装住居などに対して用いられるが、挙例の「徒然草」などにわずかに見られる程度で、あまり一般的には用いられていない。

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