煙となす(読み)けぶりとなす

精選版 日本国語大辞典 「煙となす」の意味・読み・例文・類語

けぶり【煙】=と[=に]なす

  1. 火葬にする。
    1. [初出の実例]「ひたぶるにけぶりにだになしはててむとおもほして、とかく例の作法どもするぞあさましかりける」(出典:源氏物語(1001‐14頃)総角)
  2. 燃やす。
    1. [初出の実例]「我一代は、一足(そく)にて埒(らち)を明んとおもひしに、惜や片足は野ら犬めに喰へられ、はしたになりて是非もなく、けふ煙(ケフリ)になす事よ」(出典浮世草子世間胸算用(1692)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む