照徹(読み)てりとおる

精選版 日本国語大辞典 「照徹」の意味・読み・例文・類語

てり‐とお・る ‥とほる【照徹】

〘自ラ四〙 はしからはしまで照る。隅々まで照る。また、表から裏まで光が通る。てりわたる。
書紀(720)神代上(兼方本訓)「此(こ)の子(あこ)、光華明彩(ひかりうるわ)しくて六合(くに)の内(うち)に照徹(テリトホル)

しょう‐てつ セウ‥【照徹】

〘名〙 照りとおること。すみずみまで照りわたること。
※丱余集(1409頃)上・怡然「法喜又禅悦 心々自照徹」 〔張耒‐大礼慶成賦〕

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普及版 字通 「照徹」の読み・字形・画数・意味

【照徹】しようてつ

照り徹る。

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