煮売(読み)にうり

精選版 日本国語大辞典 「煮売」の意味・読み・例文・類語

に‐うり【煮売】

〘名〙
① 飯と、その副食物とする魚、野菜、豆などの煮たものを売ること。また、その煮た食物
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)一「国の名物酒さかな、煮売(ニウリ)焼売色々あり」
② 「にうりや(煮売屋)」の略。
※俳諧・大坂独吟集(1675)下「罪科のおもきをかへる駕子の者 煮うりとなれる鵜つかひのはて〈未学〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android