熊田倉村(読み)くまたくらむら

日本歴史地名大系 「熊田倉村」の解説

熊田倉村
くまたくらむら

[現在地名]千厩町清田きよた

金田かんだ村の東にあり、中央を清田川が西流、川沿いに気仙沼けせんぬま街道が通る。明応八年(一四九九)一二月一三日の薄衣状(奥羽編年史料抄)によれば、薄衣美濃入道経連は手勢約一〇〇騎を率い「東山熊田倉」に押寄せたことがみえる。寛永一九年(一六四二)の熊田倉村検地帳(県立図書館蔵)によれば、田二五町三反余・代二九貫七三八文、畑四二町六反余・代九貫七二一文、名請人数一七。正保郷帳では田二七貫五四二文・畑九貫四七文、ほかに新田二貫八七〇文がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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