…この観心十界図は近年全国から11ヵ所の遺存例(同一図柄)が挙がり(うち半数は参詣曼荼羅と併存),ここから熊野比丘尼の絵解き活動の広さをよく知りえるのである。聖地熊野を初期に訪れたのは修行僧であった(《法華験記》)が,のち一般庶民の大幅な参加が見られ,彼らを〈熊野道者〉と呼んだ。平安時代末期には,白河,後白河,後鳥羽の3上(法)皇の参詣が大がかりに行われ,頻度もおよそ100年間に90回余というはげしさであり,これに追随するかのように,〈人まねの熊野まうで〉(《玉葉》文治4年9月15日条),〈蟻の熊野詣〉(《太閤記》《和訓栞》)の行列が続いたのである。…
※「熊野道者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...