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道者 ドウシャ

デジタル大辞泉の解説

どう‐しゃ〔ダウ‐〕【道者】

道教を修めた者。道士。
仏道を修めた者。また、仏道の修行者。
(「同者」「同社」とも書く)連れ立って社寺参詣・巡拝する旅人。遍路。巡礼。道衆。

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世界大百科事典 第2版の解説

どうしゃ【道者】

はじめは仏教や道教などの修行者を指すことばであったが,やがて,仏道修行に精進する在家(ざいけ)の人をいうようになり,さらに転じては,遠路,苦難をいとわず,先達に導かれて霊山,霊地に詣でる人々を呼ぶことになった。それは鎌倉時代の中ごろからである。《古今著聞集》巻一に,〈彼の河の橋を道者わたるとて,南無大悲三所権現と上下諸人唱へ奉る声をききて〉とあるのや,《西鶴織留》巻四に,〈在々所々講まいり(中略),東国西国の十ヶ国も入乱れて,道者の千五百,二千,三千〉とみえるのは,最後にあげた意味の道者を指したものである。

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世界大百科事典内の道者の言及

【熊野信仰】より

…この観心十界図は近年全国から11ヵ所の遺存例(同一図柄)が挙がり(うち半数は参詣曼荼羅と併存),ここから熊野比丘尼の絵解き活動の広さをよく知りえるのである。聖地熊野を初期に訪れたのは修行僧であった(《法華験記》)が,のち一般庶民の大幅な参加が見られ,彼らを〈熊野道者〉と呼んだ。平安時代末期には,白河,後白河,後鳥羽の3上(法)皇の参詣が大がかりに行われ,頻度もおよそ100年間に90回余というはげしさであり,これに追随するかのように,〈人まねの熊野まうで〉(《玉葉》文治4年9月15日条),〈蟻の熊野詣〉(《太閤記》《和訓栞》)の行列が続いたのである。…

※「道者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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