熠燿(読み)ゆうよう

精選版 日本国語大辞典 「熠燿」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ようイフエウ【熠燿】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 光ってあざやかなさま。きらきらとかがやくさま。
    1. [初出の実例]「檀上宵燈応熠燿、池中夏艷是芙蓉」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)九・夏日遊仙遊寺〈大江佐国〉)
    2. [その他の文献]〔詩経‐豳風・東山〕
  2. [ 2 ](ほたる)。蛍の火。一説に、鬼火
    1. [初出の実例]「数十熠燿、不嚢中」(出典:三教指帰(797頃)上)
    2. [その他の文献]〔詩経‐豳風・東山〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android