熱中性子柱(読み)ネツチュウセイチュウ

化学辞典 第2版 「熱中性子柱」の解説

熱中性子柱
ネツチュウセイチュウ
thermal column

サーマルカラムともいう.原子炉内の中性子は,高速中性子から熱中性子までのエネルギー分布をしているが,実験によっては極端によく熱中性子化された熱中性子だけを得る必要があり,そのための減速材の拡張部分がある.こうした照射孔をサーマルカラムとよぶ.サーマルカラムは黒鉛稼働プラグを引き抜ける構造となっているものもある.このカラムのなかの中性子は反射体内の中性子より低い運動エネルギーをもっていて,速い中性子比率は非常に小さい.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む