熱核兵器(読み)ねつかくへいき

百科事典マイペディア 「熱核兵器」の意味・わかりやすい解説

熱核兵器【ねつかくへいき】

起爆用原子爆弾による高温によって軽い原子核(重水素三重水素)の原子核融合を起こさせ,生ずるエネルギーを利用する核兵器水素爆弾に代表される。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「熱核兵器」の意味・わかりやすい解説

熱核兵器
ねつかくへいき

融合兵器」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の熱核兵器の言及

【核実験】より

…とくに核実験の約3分の2は,新しい核兵器システムの開発に関するものであったと推定されている。
[核実験の歴史]
 1950年代初めの熱核兵器の開発は,核実験競争を激化させた。61年10月にソ連は,爆発威力がTNT火薬にして58Mtと推定される核実験を行った。…

※「熱核兵器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android