燕頷虎頸(読み)エンガンコケイ

デジタル大辞泉 「燕頷虎頸」の意味・読み・例文・類語

えんがん‐こけい【××頷虎×頸】

《「後漢書」班超伝から。つばめのようなあごとらのような頭を持った人の意》遠国諸侯となるべき人の顔つき。封侯ほうこうとなるべき貴人の相。燕頷虎頭。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ツバメ 名詞

精選版 日本国語大辞典 「燕頷虎頸」の意味・読み・例文・類語

えんがん‐こけい【燕頷虎頸】

  1. 〘 名詞 〙(つばめ)のようなあごと虎(とら)のような頭をした人相。貴人の相で、遠国で封侯(ほうこう)となる相をいう。〔後漢書‐班超伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「燕頷虎頸」の解説

燕頷虎頸

つばめのようなあごと虎のような頭をした人相。貴人の相で、遠国でほうこうとなる相をいう。

[解説] 中国後漢のはんちょうがこのような人相で、占い師から遠国で封侯になる人相と言われ、のちに戦功をあげてていえんこうに報ぜられたという故事によっています。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android