燥湿(読み)そうしつ

精選版 日本国語大辞典 「燥湿」の意味・読み・例文・類語

そう‐しつサウ‥【燥湿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しつ」は「湿」の慣用音 ) かわくことと、しめること。そうしゅう。
    1. [初出の実例]「哭如考妣苦飡荼、長断生涯燥湿倶」(出典:菅家文草(900頃)五・哭田詩伯)
    2. 「一般空気乾燥し、我邦に比すれば燥湿甚だ差あり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公一七年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android