燼灰(読み)ジンカイ

デジタル大辞泉 「燼灰」の意味・読み・例文・類語

じん‐かい〔‐クワイ〕【×燼灰】

燃え残りと、はい。灰燼。「燼灰に帰す」

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精選版 日本国語大辞典 「燼灰」の意味・読み・例文・類語

じん‐はい‥はひ【燼灰】

  1. 〘 名詞 〙じんかい(燼灰)
    1. [初出の実例]「有つる邪経の内よりも、ほのふ忽もへ出て、皆ぢんはいと成失て」(出典:浄瑠璃・和国女眉間尺(1708)二)

じん‐かい‥クヮイ【燼灰】

  1. 〘 名詞 〙 もえさしと灰。転じて、火に焼けて消え失せること。灰燼。〔唐無名氏‐観南郊回仗詩〕

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普及版 字通 「燼灰」の読み・字形・画数・意味

【燼灰】じんかい

灰燼。

字通「燼」の項目を見る

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