片地村(読み)かたじむら

日本歴史地名大系 「片地村」の解説

片地村
かたじむら

[現在地名]上市町片地

黒川くろがわ村の南、上市川右岸の山腹に位置し、南は眼目さつか村、西は砂林開すなばやしびらき村・広野ひろの村・野島のじま村。野島村から眼目村に至る道から分岐した道が通る。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高三九石、免三ツ五歩。ほかに明暦二年(一六五六)から万治二年(一六五九)までの新田高一〇石がある(三箇国高物成帳)。その後享保八年(一七二三)・延享元年(一七四四)の手上高が計四石加えられた(天保一三年「物成高書上帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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