片塚村(読み)かたづかむら

日本歴史地名大系 「片塚村」の解説

片塚村
かたづかむら

[現在地名]芳井町片塚

川相かわい村の東にあり、集落は標高三〇〇―四〇〇メートルの高原台地に散在北東たね村。寛永備中国絵図には山崎家治先知で高二二五石。寛永一九年(一六四二)以降井原陣屋の旗本池田領であったと思われる(「寛政重修諸家譜」など)正保郷帳では小松雑木山は少なく草山が多いと注記があり、枝村に態木村・長尾村寺岡てらおか村が載り、態木村は現在の能木のうぎと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android