日本歴史地名大系 「片塚村」の解説 片塚村かたづかむら 岡山県:後月郡芳井町片塚村[現在地名]芳井町片塚川相(かわい)村の東にあり、集落は標高三〇〇―四〇〇メートルの高原台地に散在。北東は種(たね)村。寛永備中国絵図には山崎家治先知で高二二五石。寛永一九年(一六四二)以降井原陣屋の旗本池田領であったと思われる(「寛政重修諸家譜」など)。正保郷帳では小松雑木山は少なく草山が多いと注記があり、枝村に態木村・長尾村・寺岡(てらおか)村が載り、態木村は現在の能木(のうぎ)と思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by