デジタル大辞泉 「片手業」の意味・読み・例文・類語 かたて‐わざ【片手業】 1 片手でするわざ。「こなた諸手もろてのまくり切り、―に受けかね」〈浄・井筒業平〉2 片手間にする仕事。かたてしごと。「麦まきや声で雁追ふ―」〈太祇句選〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「片手業」の意味・読み・例文・類語 かたて‐わざ【片手業】 〘 名詞 〙① 片方の手でするわざや仕事。[初出の実例]「すまふにまくるはつねの事、なんぞや御ぶんがかたてわざ、われをいやしむ所也」(出典:浄瑠璃・曾我物語(1661)二)② =かたてましごと(片手間仕事)[初出の実例]「麦蒔や声で鴈追ふ片手業」(出典:俳諧・太祇句選(1772‐77)冬) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例