麦蒔(読み)むぎまき

精選版 日本国語大辞典 「麦蒔」の意味・読み・例文・類語

むぎ‐まき【麦蒔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 麦の種を蒔くこと。また、その作業やその時。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「四郎麦まきに昨夕より出了」(出典:多聞院日記‐永祿一〇年(1567)一〇月一〇日)
  3. ヒタキ科小鳥全長約一三センチメートル。雄の背面黒色で、目の後方と翼にある白帯が目立つ。腹面は赤褐色で下方白色を帯びる。雌は背面がオリーブ色で白帯を欠く。東部シベリアなどで繁殖し、冬季は東南アジアまで渡る。日本には春と秋の二回旅鳥として姿を見せるが数は少ない。こつばめ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「麦蒔」の解説

麦蒔 (ムギマキ)

学名Ficedula mugimaki
動物。ヒタキ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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