片折戸(読み)カタオリド

デジタル大辞泉 「片折戸」の意味・読み・例文・類語

かた‐おりど〔‐をりど〕【片折(り)戸】

一方だけに開く折り戸。→諸折もろおり戸

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精選版 日本国語大辞典 「片折戸」の意味・読み・例文・類語

かた‐おりど‥をりど【片折戸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 片開きの扉。
    1. 片折戸<b>①</b>〈春日権現験記絵〉
      片折戸〈春日権現験記絵〉
    2. [初出の実例]「小督は嵯峨のへんに、かた折戸とかやしたる内にありと申もののあるぞとよ」(出典:平家物語(13C前)六)
  3. 蝶番(ちょうつがい)で折りたためるようにした片開きの扉。

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