片柳新田(読み)かたやなぎしんでん

日本歴史地名大系 「片柳新田」の解説

片柳新田
かたやなぎしんでん

[現在地名]坂戸市片柳新田・鎌倉町かまくらちよう清水町しみずちよう柳町やなぎちよう千代田ちよだ一丁目・八幡やはた一―二丁目

片柳村の南にあり、西は坂戸村。享保期(一七一六―三六)代官川崎平右衛門の計画で片柳村民によって開墾された。名主役は片柳村名主が兼帯した(風土記稿)。開墾後は幕府領。明和九年(一七七二)検地が行われている。化政期の家数二〇(同書)。文政四年(一八二一)の小前名寄帳(関口家文書)によると高四四石余・反別三五町一反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android