デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片野紅子」の解説 片野紅子 かたの-もみこ ?-? 江戸時代中期の歌人。和歌山藩主徳川宗将(むねのぶ)夫人徳子につかえ,宝暦11年(1761)ごろ伊予(いよ)(愛媛県)西条藩士小曾根新八郎にとつぐ。賀茂真淵(かもの-まぶち)に師事し,油谷倭文子(ゆや-しずこ),土岐筑波子(とき-つくばこ),鵜殿余野子(うどの-よのこ)らとともに門下中の才媛といわれた。名は別にやしほの子,菅子。歌集に「もみ子家集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例