片開(読み)かたびらき

精選版 日本国語大辞典 「片開」の意味・読み・例文・類語

かた‐びらき【片開】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 両開きの扉の片方だけが開くこと。
    1. [初出の実例]「音も無く門は片開(カタビラ)きに開いた」(出典:雪たゝき(1939)〈幸田露伴〉上)
  3. 入口や窓で、一枚の戸を、片側を軸に一方にだけ開閉する方式。⇔両開き

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android