牛を桃林の野に放つ(読み)うしをとうりんのやにはなつ

故事成語を知る辞典 「牛を桃林の野に放つ」の解説

牛を桃林の野に放つ

戦争が終わり、戦備を解くことのたとえ。平和が訪れることのたとえ。

[由来] 「書経―武成」に載っているエピソードから。紀元前一一世紀ごろ、暴政を行った殷いん王朝を倒して、周しゅう王朝が創建されたときのこと。周の武ぶ王おうは、軍馬は華か山ざん(陝せん西せい省内の山)の南に帰し、「牛を桃林の野に放つ(戦争で用いた牛は、桃林(陝西省と河南省にまたがる地名)の平野で自由にして)」、もう戦争はしないことを世の中に示したとのことです。

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